栄養課では一人一人の「食べる」をサポートしています。
噛むことや飲み込むことが難しい、食べ方が分からない、食欲がわかない・・・等、ご高齢になると病気や認知症によって食べることに様々な問題が起こってきます。栄養課ではそうした問題に向き合い、一人一人の「食べられない」「食べられた」という苦しみも喜びも共に分かち合い、お手伝いしたいと思っています。
また、噛むことや飲み込むことが難しい方でも、食べられるよう【ソフト食】をお出ししています。
ソフト食とは
通常、刻み食でも飲み込みにくい方やむせてしまう方、または、ミキサー食の方に、いなの里でお出ししている食事です。
料理を素材ごとにミキサーにかけて増粘剤を加えて固め、切り分けて盛り付けます。
歯ぐきや舌でつぶせるくらいの固さに作ってあり、とても食べやすく、飲み込みやすい料理です。ソフト食の良いところは、ミキサー食に比べて彩りが良く、立体的で、より料理らしく見えるところです。食べる事が困難な方にも、見た目に「おいしそう」と思って、食べて頂ける食事です。
≪月1回のいなり寿司の日のメニュー≫
いなり寿司は、皆様から喜んで頂いているメニューです。毎回好評です。
<通常食> |
<ソフト食> |
「大好きだけど海苔が噛み切れず食べられない」そんな声に応え、見た目にも美味しく仕上げました。
≪ご当地メニュー≫
各地域の個性ある料理を現地に行かなくても、いなの里で味わえる取り組みを始めました。これからも皆様の笑顔に多く出会えることを祈っています。
<愛知県 チキン南蛮> |
<北海道 マグロ漬け丼> |
≪行事食≫
栄養や美味しさの沢山詰まった旬の食材を使い、季節ごとのお食事をご用意しています。
新茶と共にお茶菓子の提供を行っております。 |
夏:七夕サイダーゼリー 熱さなんて吹き飛ばせ! |
秋:ハロウィン 馴染みの少ない行事も取り入れ、 |
冬:クリスマス セレクトおやつを定期的に行っております。 |